日曜日たち

投稿者: | 2010年11月3日

吉田修一『日曜日たち』

吉田修一さんの『日曜日たち』は、日曜日で繋がる5つの短編小説で構成された短編小説集です。それぞれの物語の主人公は、全然関係無い人物達ですし、物語自体も日曜日をモチーフとしていること以外は無関係な物語です。でも、5つの物語に必ず登場する兄弟がいます。その点が共通している点で、最後は少し成長している兄弟が登場します。不幸を背負っている不思議な兄弟ですが、最後は良い終わり方をしています。そこが面白いところのひとつです。

吉田修一さんの小説は、終わり方が良いと思います。物語自体はどうしようもない行き詰まりを見せていても、最後は明るく前向きな気持ちになれる終わり方のような気がします。まだそんなに沢山の作品を読んだわけではないのですが、そう思います。そういうところは、僕の好みです。ずっしりと落ち込んでしまう物語よりも、その過程にいろいろあったとしても、最後は笑顔でいられるような物語が良いと思います。
( 141冊目/2010年)


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