三面記事小説

投稿者: | 2010年10月9日

1009-2.jpg

 角田光代さんの小説を読むのは、久しぶりだと思ったら、6月以来だった。この『三面記事小説』で19冊目になる。買い置きもあって、次にその『ロック母』を読めば、ちょうど20冊ということになる。
 いつ頃からだろうか、好きな作家の本をどれくらい読んでいるかを記録している。角田光代さんの他は、伊坂幸太郎さん、荻原浩さん、奥田英朗さん、重松清さん、中村航さん、本多孝好さん、三浦しをんさんなどである。
 そんな中でも沢山読んでいるのは、角田光代さんなのである。ほとんど全部読んでいる作家はいるけれど、作品の数がそれほど多くなかったりするから、角田光代さんが一番なのである。
 さて、この『三面記事小説』はタイトルどおり、新聞の三面記事となったニュースを元に書かれている小説をいくつか集めた短編集である。わずかなスペースにとんでもない事件のように書かれている新聞の三面記事であるが、そこにはやはりいろいろな過程や事情があって事件が起きてしまった、そんないきさつを描いた物語に仕上がっている。そのことが良いか悪いかは別として、事件の裏側にある人間関係にまつわる事情があるわけで、新聞だけでは読み取れない事実(あくまでも小説でありフィクションなんだけど)があるわけだ。角田光代さんのとらえ方らしさを保ちつつ、描かれている。
(130冊目/2010年)

↑↓この記事良いなと思ってくださったらポチッとお願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


*

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.