虫の夜

投稿者: | 2010年9月29日

 会社からの帰りの電車の中、声は出していないが女の子が体をくねらせて避けている。しゃがみ込む女の子も居て、何だろうって思ったら、蛾が飛んでいたのだ。車内は混雑しているから、逃げ場は少ない。女の子としてはしゃがみ込んで避けるしかなかったのだろう。蛾の方も飛び去ったかと思うと、また戻ってくる。僕も好きじゃないから、そっと蛾の行方を追いかけている。そのうち車内は落ち着きを取り戻したので、きっとどこかへ飛び去ったか、勇気ある方が退治したのだろう。

 ふと、あれが蝶々だったら、どうだろうかと思う。僕ならそれほど変わらない態度を取ったかも知れないと、強がってみせるが、やはり蝶より蛾の方が嫌われているから、蛾がそばに来たら逃げるだろうし、蝶なら逃げはしないと思う。
 そんな小さな事件が電車の中で起こっていて、家に帰ってきた。そしたら今度は巨大蜘蛛である。家の中ではなくて、ドアの前の壁に張り付いていた。アシダカグモという名前のでっかい奴である。幸い人様に噛みついたり、毒を吐いたりはしないようで、ゴキブリなんかを食べてくれる益虫とされている。でも、会いたくない虫である。少なくとも家の中で遭遇したくはない。
 殺虫剤をかけてしまうのもかわいそうなので、木酢液を振りかけて追い払ってしまった。逃げ足は速い。木酢液には何の効果も無いだろうけど、それでひとまず逃げ出して行ったから、助かった。ゴキブリも見たくないが、やはり巨大蜘蛛も見たくない虫のひとつである。
 今日は何だか虫に縁のある日なのかも知れない。

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