阪急電車

投稿者: | 2010年8月9日

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 去年の秋に『レインツリーの国』を読んですっかりファンになったと思っていたのだけど、それ以来有川浩さんの本を全然読んでいなかった。ということに、今気が付いた。
 たぶんこの『阪急電車』もその頃に気になっていたんだと思う。まだハードカバーだったから、買おうかな、どうしようかなと迷っていた。迷っていたものの、結局買わないまま、ついに文庫本化された。同じような方も多かったのかも知れない。今Amazonのランキングでは、この文庫本がかなり上位で人気である。
 さて、旅先で一気に読んでしまったこの『阪急電車』だけど、阪急電車の今津線という路線の各駅毎にいくつかのストーリーが綴られている。それぞれに接点があって、小説としては短編集みたいな感じなんだけど、本としては短編を集めたものよりもまとまった感じだ。いくつかの出会いや始まりがあったり、マナーの悪い乗客とのバトルがあったりと、読んでいて飽きない。
 阪急電車は知っているものの、今津線には縁が無かったので、小説に登場する駅や街は全然知らない。不思議なことに読んでいると駅や街を知っているような気持ちになってくるから、それは有川浩さんの表現力なんだろうと思う。
 詳しいストーリーには触れないけれど、結構重たいものを抱え込んでいる主人公だったりしても、後味はさっぱり、爽快な感じがするところも、有川浩さんの小説のファンになりそうなところだ。最初にファンと書いたけれど、これから徐々に作品を読んでいって、ファンになろうと思っている。
 僕の場合お気に入りの作家ができると、作品のリストを書いて、読んだものを消し込んでいったりしている。さっそく有川浩さんの作品のリストを作って、『レインツリーの国』と『阪急電車』を消し込んだ。
(63冊目/2010年度)

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