ファミリーツリー

投稿者: | 2010年7月24日

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 小川糸さんというと、『食堂かたつむり』が文庫本になっていたので初めて読んで、映画も観た。結構僕好みの小説だったので、次に『喋々喃々』も読んだ。でも一番読みたかったのは、とても気になっていたこの『ファミリーツリー』だったのだけど、大切なものを後に残しておく癖みたいなのがあって、やっと今週読むことにした。
 期待したとおりの本で、とても良かった。Amazonのカスタマレビューで評価はバラバラなんだけど、僕としては好みの作家のようで、この本も終盤に近づくに従って、次へ次へと読みたくなる。この小説のタイトルの意味は、終盤に分かる。
 また、この小説の舞台となっている安曇野の自然も実に良い。暮らすなら都会ではなく、自然の豊かな場所が良いと感じつつ、物語を追いかけている。この小説のどこが好きかと言うと、サラッとした感じで描かれているところである。結構ドロドロとした出来事でも、淡々と書かれているところが好きなのである。そういう部分で物足りなさを感じる方もいるのだろうけど、僕としてはそういう部分が好きなのである。
(55冊目/2010年度)

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