ぼくとネモ号と彼女たち

投稿者: | 2009年5月30日

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 角田光代さんの本は、これで15冊目になる。エッセイも含めてである。沢山の作品を世に出されている角田さんだから、まだまだ読みたい本は沢山ある。最初は新しい作品を読んでいたのだけど、途中から初期の作品に戻って、ある程度出版された順に読んでいる。デビュー作の『幸福な遊戯』も良かったが、この作品の方が個人的には好きだと思う。最初に手に取った時は、SF小説のようなタイトルで、ネモ号は宇宙船かと思ったのだけど、実際は中古のシビックのことである。主人公が、お金を貯めて買った中古の愛車シビックに「ネモ号」と言う名前を付ける。そして「ネモ号」に乗って、行く当ての無い旅に出て、助手席に女の子を乗せて旅する話である。「彼女たち」だから、複数の女の子である。最初は知り合い、後はたまたま出会った彼女を乗せる。行き場の無さは、角田さんの小説らしいのかも知れないけれど、だからと言って重苦しいかと言うと、この小説に関してはそうではなかった。そこが良かったかなと思う。角田さんの小説は、少しずつ読み進めたい。1か月3冊ペースだと、今年中に全部読める。それ以下のペースで、来年にかけて読んでも良いかなと思っている。
(63冊目/2009年)

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