まどろむ夜のUFO

投稿者: | 2009年5月11日

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 角田光代さんの初期の小説。解説にも書かれていたが、彼女の小説には、よく賃貸アパートと同居人が登場する。その同居人がフリーターだったりすることも結構ある。だから、アパート文学、フリーター文学なのだと解説に書かれているが、納得感があるから不思議である。この本には、3つの小説が収められていて、ひとつが「まどろむ夜のUFO」で、他に「もう一つの扉」そして「ギャングの夜」の3つである。最初の二つの小説は、アパートに転がり込んで来る弟とフリーターが登場したり、突然居なくなったルームメイトの代わりに転がり込んで来る同居人が登場したりする。だいたいは、行き場の無い感じを受ける小説が多いけれど、最後は何となく前向きな状態で終わるところが救われる。
(55冊目/2009年)

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